チームメイト3人で調整する時間が取れなかったこともあり、決まるまでにかなり何回も構築が変更されました。
理由としては、公式大会の分布を読むことの難しさや、3-1でのオポ落ちが大量に発生してしまう為です。
普段から参加する3人チームのCS(非公式大会)などで、
「予選は1度だけなら負けても大丈夫」
「トーナメントに行ける時は、割り切って○○対面を厚くする」
…と言う戦略を立てて、優勝を目指す事が出来ます。
しかし今回のイベントは、たった1度でも負けてしまうだけで、
一気にトーナメント進出がかなり難しくなってしまう形式です。
そのためチーム内では以下のような基本方針を採ることになりました。
■前提条件:「全対面を出来るだけ幅広く見る」
■選定方法:「サイドチェンジの仕方を共有する」
例:○○対面には先攻後攻のどちらで、○○を抜いて何枠入れ替えるのか?など
その上で決定したサイドカードの採用理由を、それぞれ展開します。
・《ドロール&ロックバード》
このカードは展開相手にかなり強く、ミラーにもギリギリ入れられるカードと判断
(特にストリートを引いている時にメインに動くことが多い)
・《屋敷わらし》
【ラビュリンス】を意識しつつ、【ティアラメンツ】や《神碑の泉》によるドローで(永続罠へのアクセス)にも打てるので採用しました。
・《朔夜しぐれ》
最後の15枚目として悩んだ結果、採用になりました。
元々はにミラーに入れられるカードを念頭に考えており、《三戦の才》の2枚目が有力候補だったのでした。
そんな中で手札誘発の方がいいかと迷っている部分もあって、あまり時間もなく仕方なしに採用する形となりました。
しかし帰りの反省会でピュアリィに当たることが多く、《三戦の才》の2枚目にした方が良かったという結論に至り、そこについては調整不足を感じました。
・《原始生命態二ビル》
【R-ACE】のような展開系や【ティアラメンツ】にかなり強く使える点を評価して採用しました。
サイド後先行の《増殖するG》のバリューをあげる役割や、ギミックでの相手ターンのドローで間に合うカードなので、永続カードと差別化ができる所もかなり良かったです。
個人的な振り返りにはなりますが、かなりこのカードに先行の時に支えられたので良かったです。
・《三戦の才》
ミラー最強カードではありますが、その他の対面には強さが状況により変わってしまう為、最低枚数の1枚を採用しました。
先行では展開相手には基本的に入れず、ミラー専用カードみたいな感じでサイドチェンジしていました。
・《サモンリミッター》
このカードは「ピュアリィ・サモンリミッター」って言ってもいいくらい相性が良く、このカード+軽い先行展開が出来てしまえば解答がない限り負けることはほぼありません。
ただしサイド後で《三戦の才》をケアをしないとかなり弱くなってしまうこともありますが、できる限りケアをしていました。
補足:『三戦の才のケアについて』
・コントロール奪取の意識
《エピュアリィ・ビューティ》の場合
└場の《サモンリミッター》を吸収されてしまう為、安易にモンスター効果無効を使わない
《エピュアリィ・ノアール》の場合
└フィールドのカードを手札に戻す効果を使用されてしまう為、メインフェイズで《増殖するG》等を発動しない事を意識していました。
《醒めない悪夢》
【神碑】対策として《拮抗勝負》と散らそうという意見があったのですが、
《拮抗勝負》では《インスペクト・ボーダー》が残ってしまう厳しさ考慮して、
先後どちらでも強く使えることを理由に3枚フル投入しました。
結果的に他メンバーの試合にはなりますが、
《醒めない悪夢》が準決勝の3本目に活躍したことでチームの勝利となり、
本当に良かったと思いました。